フェレットの歴史②
さてさて、前回から少し時間が空きました。
今回は、前回のお約束通り、ペットとしてのフェレットの歴史についてお話していきます。
いまでは結構認知度を上げてきているフェレットですが、10年・20年前には日本では名前さえ知られていなかったですね。まぁ、今でも、”フェレット飼ってます”って言うと、”何それ?”って反応が見られることもしばしばですけど・・・。
と、そんな認知度が低めのフェレットですが、実は前回お話した通り、人間との関わりは結構歴史があります。そして、お仕事をさせるためだけではなく、今と同様、ペットとしての歴史もとても古いんですよ。
まず、この絵を見てみましょう。
見たことありますか?
あの有名な、レオナルド・ダ・ヴィンチによって描かれた、「白貂を抱く貴婦人(しろてんをだくきふじん)」です。英語では、The Lady with an Ermineです。
でも、この絵の中の動物、テンではなく、白いフェレットと言われています。今で言う、ホワイトファーブラックアイ的なやつ??そしてこの絵からもわかる通り、ルネサンス期(14~16世紀)には既にフェレットはペットとして飼われていました。
更に、フェレットはその昔、貴族・王族のペットだったみたいです~。1300年代の後半くらいまでは、王族・教会関係者(その中でもトップクラスの人)とか、超金持ちなど以外の人が、フェレットをペットにすることは禁じられていたそうです。”フェレットを飼う”=”ステータス”だったんですね。
さてここで、”フェレットを探せ”をやってみよ~!!!下の絵から、フェレットを探してみてください!!!
見つかりました?こちらは、Pope Celestinus III Grants Privilege of Independence to the Spedaleと言う絵です。こんだけ小さいと見つからないか・・・。正解は・・・
ここ。
まだ見つからない?
ここですよ!
そう、この首に巻かれている?のがフェレットです(疑問視する意見もあるみたいですけどね)。そしてこれは決して毛皮の襟巻ではなく、ペットのフェレットとのことです。フ~。
そんなこんなですが、日本でフェレットがペットとして飼われ始めたのは、アメリカ人のマイケル・E・コールマンさんが、マーシャルフェレットを日本に紹介したころ(1993年頃みたい)とのこと。日本では、マーシャルファームのフェレットが一番最初に紹介されたんですね~。今でもマーシャルフェレットは人気が高いですよね~(個人的には飼ったことはないんですけど)。
今では、マーシャルフェレット、パスバレーフェレット、カナディアンフェレット、ホールデンフェレット、マウンテンビューフェレット、ルビーフェレット、等々、いろんなファームのフェレットを飼うことができます。ちなみに今飼ってるうちの御子達は、マウンテンビューフェレットとルビーフェレットです。
フェレットは飼いやすいですし、ペットとして最高ですよ!
さ~、次は何を書こうかな~。と考えながら、御子達と遊ぶことにします。ではでは。
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